早川講師
「札幌デジタル映画祭1999 映画製作▲ ワークショップ部門」での撮影風景▼
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講師のメッセージ(教文ニュース2002年8月号より)/
昨年の秋、さっぽろ映画祭のゲストで俳優の緒方拳さんがゲストとして舞台挨拶をされた時。観客からの質問で、『映画の中で、緒方さんの演技が他の役者より際立ってすばらしく、観ている自分としては少々違和感を感じたのだが・・・?』というものがありました。
それに対して緒方さん曰く、『もし、これが舞台の上であれば、役者の個々の力量というものが明らかに観客の目の前に現れてしまうものです。しかし、映画というのはちょっと違うんですね。映画の場合、役者としての力量とか、演技の上手い下手はあまり関係ないと思います。舞台的な演技の上手さがそのままスクリーン上の輝きにつながるわけではなく、逆に素人同然の役者がすばらしい輝きを放つことがある。そこが、映画の面白さであり、役者としては怖いところでもあるんです。』
映像という世界で生きている自分にとって、「なるほど!」と思わせてくれる答えでした。「舞台の演技と映像の演技」このテーマは、映像作品の監督を生業としている者としては、とても興味のある題材です。短いワークショップの中で明確な答えを導き出すことはおそらく不可能だとは思いますが、いろいろと楽しく遊びながら、「演技」というものを捜していきたいと思っています。
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日程 |
9月14日(土)・15日(日)・22(日)
14日13:00〜21:00(希望者は引き続き合宿可能)
15日10:00〜19:00
22日13:00〜17:00
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会場 |
アトリエA |
講師 |
早川 渉氏
・映画監督
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受講料 |
3,000円(3日間)[見学1日1,000円] |
定員 |
15名(8/1現在ですでに定員に達しており、現在キャンセル待ち受付中。見学者は継続受付中です) |
対象 |
演劇経験は不問。高校生以上。 |
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