kef2003 schedule shubetsu hiroba

2003/8/22(金)〜24(日)
31(日)
講師 早川 渉
映像における演技IIワークショップ
研修室302
屋外
レポート
募集要項
8月17日(日)/ワークショップは22日からながら、しっかり15分の短編映画を撮る予定のため、前週には参加者の大半が揃ってキャスティングオーディションを実施。真剣な空気が早くも漂っていました。
(←立っているのが早川監督)
(待機中の他の参加者も真剣に見守ります→)

22日(金) ワークショップ初日は簡単な挨拶の後、さっそく「衣装合わせ」「音楽指導」「段取り説明」。さらに「読み合わせ」と監督からの説明があった後、今度は役者それぞれに役柄のキャラクターや背景を監督側から質問して、役づくりを促す時間などに費やされました。ストリートミュージシャン役にはプロミュージシャンからの指導も。明日には撮影という緊張感がビシッと充満。本格的だ

23日(土) ←プロの手によりメイクも完璧っ。この日は10時間に及ぶ撮影の連続となりました

教文ホールもこんな形で撮影使用
最初のロケ地。見覚えありませんか。そうです、教文のホール前広場です。映像の現場って人が集まっているんですね。写真だけで見ると誰が撮られているのかわからないくらい
続いて大通公園近辺のあちこちへ。映像にすると普段と違う場所に見えてくることもあるから不思議

大通公園のどこだか分かります?

いろんな表情がある瞬間(監督演技指導中)

24日(日) この日はどうしても遠い場所で撮る必要のあるシーンのロケ。「朝6:30に集合しスタッフ車でロケ現場へ」。ホントのロケ隊です。3現場での撮影を終え解散したのは20時過ぎでした。
コンビニでのロケでは、さまざまなモノの仕込みにも時間をかけた。分かりますか「金魚の入ったミネラルウォーター」↓
撮影場所は事前のロケハンで監督らが探しておいた場所。限られた時間を有効に使うために監督の指示も矢継ぎ早。監督のこだわりが随所に詰まり、まさに撮影現場という空気がしっかり流れた2日間のロケ。みなさんお疲れさま

31日(日)
それから1週間。編集された作品を観て全員で感想を述べあい、さらに監督からそれに答えるような形で、「舞台と映画の違い」についてのお話などがありました。
作品は引き続き実施された同日のフィナーレでも上映され、その反応も受け止めることができた参加者ら。交流会の席でも同じ現場を経験した絆が、参加者・スタッフに芽生えているようでした。


参加者の皆さんから、終わっての一言
●舞台にたったこともない、未経験者でしたが、とても楽しむことができました。知らないことばかりなので、ちょっとしたことが新鮮で仕方なかったです。監督の「よーい、スタート」「カット」とか、ヘアメイクさんがメイクしている姿とか、そんなことに「本物の撮影現場だ!」と喜んでました。まわりの方たちも、何にも知らなかった私にいろいろ教えてくれて「映画を作る」ということが、どんなに素晴らしいか実感しました。(新鮮さと興奮で2日間、あまり眠れませんでした)監督はもちろん、照明さんやカメラ・音声さんもプロフェッショナルな姿に、誰一人欠かすことのできない、欠かしては映画はできないという事実に作品ひとつひとつに愛情がこもるものなんだなと思います。最後に撮影の2日間は発見と感動ともっと知りたいという欲望の嵐で楽しくて仕方なかったです、終わったあとから、楽しかった=学んだという気持ちです。ぜひ、来年もやって下さい。
(20代・女性)
●今回、映像をつくる場面に参加することができて、本当にいい体験をしました!照明の方は見えないところですごく頑張らなくてはいけない仕事なのだと痛感しました。これからも、映像に限らず、いろいろなワークショップに参加していきたいと思います。どうもありがとうございました!!
(20代・女性)
●楽しかったです。簡単には体験できないようなことが出来て、本当に良かったです。肌で感じる事によって色々なものが見えて嬉しかった。来年も、ぜひ参加したいと思います。
(20代・女性)
●僕は今まで演技をしたことがなく、緊張してばかりでした。本物のカメラマンや音声の方がいて、すごかったです。もういるだけでいいのに、出演できるなんて、嬉しすぎます。ぜひ来年も出たいです。今度自分で映画撮りたいです。
(10代・男性)
●今の札幌の劇団の社会的役割が最近分からなくなっています。映画はレンタルビデオで安く見れるのに映画館は、誰もがなんらかの理由で見に行くことを好みますが、演劇は観る友達なんて全くいないという人までいます。映画の魅力と芝居の魅力の違い、芝居がお客様にどんな影響を与えるかをもっと詳しく考える第一歩になったと思います。
(10代・女性)
●面白かったです。監督が現場で「選んでいる」様子が面白かった。
(30代・女性)
●凄く良かったです。映画という非日常をこの様な形で手軽に体感できたことは一生の思い出です。芝居と映像における演技の違い、また両方に共通するものがあり、とてもよかったです。先入観で考えていた部分が多くあったので。国民全員がテレビを持っているこの時代、芝居を始めるきっかけが「映像から」というのが多くあると思います。ですから、演劇フェスティバルで、このような企画をやるのはとても良いと思います。
(20代・男性)
●素晴らしかった。演技をのりのりで出来る環境だったので、味をしめてやみつきになりそうです。また、早川監督の映画に出たいと思いました。
(20代・女性)
●素晴らしい体験ができました。スタッフロールに名前がのった感動、演劇仲間が出来た喜び。実はバイト先に土日休みがほしいといってももらえなかったので、仕事を辞めて参加しました。一切悔いなし。このワークショップに参加できてよかった。これからも演劇を学んで頑張るぞっていう気にいっぱいなりました。
(10代・男性)
●昨年も受けさせていただきましたが、ほんと、こういう機会はめずらしく、いろんな面白い人々と出会えて、興味深いものがあります、ほんと受けて良かったです。
(10代・女性)
●短い期間ではあったが、映画作り、しかも自分がでているというのは有意義なことであった。思えば、芝居にかかわりを持つようになって1年半、札幌に来てそれまでの苫小牧での作業員生活とは全く異なった生活をしている37歳の私にはすべてが新鮮である。また、面白いことがあったらまぜてもらおうかしら。
(30代・男性)
制作として参加しました。昨年も制作で参加していて、演劇についてそれまでは興味がなかったのですが昨年に引き続き興味を持ちました。私は映像監督を目指していて、周りに役者がいなくて困っていました。しかし、このような場所に参加できて交友もできさまざまなことも学べたので、このようなことがあれば、また参加したいです。
(10代・女性)
●演技にたずさわったことがほとんど無く、少し自信がなかったけど、そういった心配も無くとても受講できました。今回のワークショップを通してもう少し演技を学んでみたいと感じました。
(20代・男性)