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7/20(金祝) HAPP公開稽古
公演情報
レポ
会期先行実施にもかかわらず、
10名を越える見学者が集う


7月20日実施の「HAPP公開稽古」には、
さまざまな形で関心を寄せた10名以上の見学者が集った。

内容は個々のストレッチに始まりやがてそれぞれの動きが呼応するというもの。
音楽のカウントに併せて動くもの。
そして「体の言葉」も排しつつ1人ずつ登場して物語を生むものなど。

すべて、俳優たちは「言葉」を使わず、
身体だけによる稽古が正味1時間半続けられた。


「最初は見学の皆さんの目に緊張して動きも堅くなっていたんですけど、だんだんほぐれていきました」と、1時間半の間ほとんど動き続けた俳優さんたちのお1人。

ストレッチの1シーン。誰かが中心に動くことで他の俳優たちは波紋を受けるように呼応する。全体を見渡すとそのままダンスのよう

「せっかくいい緊張もらってるんだから、活かさなきゃ」。俳優たちに檄を飛ばす演出の北川氏

 「来てよかったです。HAPPは知らなかったんだけど演劇に興味があって来てみました。すごく刺激されました。公演もぜひ見ます」と見学者のお1人。

 他劇団所属という別の方も、「レベル高いって思った。でも役立つことがいっぱいあった」。

 見学者・劇団側、いずれにも意義ある時間となったようだ。

「体の言葉」が出るたびに止められ繰り返された、言葉を使わずに展開される関係の物語即興の1シーン

 予定よりやや早めの15時40分ころに公開稽古は終了。だが見学者たちはすぐには帰らず懇談状態に。俳優達と一緒に記念写真を取る人までいたほど。

 稽古内容や見学者の様子。確かに「見る者」と「見られる者」がいて、でも公演とも全く違う独特の緊張感。
 どれもこれも、とてもレポートでは伝え切れません。
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